RDFとは英語で 「Refuse Derived Fuel」 といい、日本語では「ごみ固形燃料」と呼ばれています。
RDFは家庭からの紙ごみや生ごみ、プラスチックなどの廃棄物がRDF製造施設で、
直径15〜25mm、長さ30mm〜40mm程度の円柱型に成形されたものです。
出来上がったRDFは発電所へ運ばれ、RDF専用のボイラーで燃焼されて、商業用や家庭用の電気へとエネルギー変換されます。
RDF製造施設は全国に存在し、主に地方自治体によって運営されています。家庭から廃棄物をRDF製造施設に集め、
施設内ではそれらが、選別、破砕、乾燥、造粒（成形）、冷却など様々な処理工程を経ることによりＲＤＦとなります。



1990年代後半から2000年代前半にかけて、RDF製造設備は、主に自治体からの廃棄物に関する処理方法の需要により、
数多く建設され、現在も稼動しております。
昨今では環境問題がより重要視されるようになり再び、再生可能エネルギーであるRDFの重要性が見直され始めています。